調査・研究

スピーカーシリーズ

From Parliament to Whitehall to Town Hall

2011年02月28日 

1 テーマ:「From Parliament to Whitehall to Town Hall」
2 日時:2011年2月10日(木)14:00~15:30
3 講師:Professor David Cope(Parliamentary Office of Science and Technology, Houses of Parliament)
概要は下記のとおりです。

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Cope教授は、発電・エネルギーの専門家であり、国際的なエネルギー機関や調査機関での勤務のほか、日本に滞在しエネルギー・環境関連の研究に従事した経験を持つ。
<政府と科学の関わりについて>
・1662年初の科学アカデミーが開設された。
・かつて政府は、研究の結果である発明に対し、賞金を提供していた時代があるが、研究そのものに対し資金を提供するようになったのは20世紀初頭からである。
<POST(Parliamentary Office of Science and Technology)について>
・国会は政府に対し政策について説明を求める場であり、常に政府の動きに注視している。
・POSTは小規模な理事会により運営されている組織である。スタッフは政府について批判的な発言を行った場合も免職されることがないよう、政府職員でない。下院と上院の間には、明確な境界線が存在するが、POSTは両者により設立された異色の機関である。
・国会の「目」「耳」としての役割を受け持ち、国会が長期的な問題について検討する際の補助的役割を果たすとともに、将来の成長見込みについて、科学的な予想を行っている。
・近年行った大規模な調査として、「原子力発電所に対する攻撃のリスク」が挙げられる。また、地方自治体に関係する調査は都市問題場多いが、例えば「チューインガムの粘性」が挙げられる。
・専門家及び一般の人々を対象としたレポートを発行し最新情報を提供する、様々な問題について一般市民の議論を促すことも重要な役割である。
・今後も長期的な問題に対する研究を継続し、国会議員の英国で発生している事象に対する理解を深めるよう努めていきたい。

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