・2008年10月26日に、フィンランド(オーランド州除く)で地方議会選挙が実施される。フィンランドの地方選挙は、4年毎、10月の第4日曜日となっている。
・4年前の地方選挙以来、自治体の合併が進められており、今回フィンランド全土の332の自治体で選挙が行われる。(前回実施時には416の自治体で実施)
・今回は、初めてとなる電子投票を3つの自治体で実施。合計で約34000の住民が、投票所で電子的に投票を行う(選挙当日または事前に)。インターネットによる投票は、不可。
・自治体議会の議員定数は人口区分に従って定められており、地方自治法(1995年)によれば、議員の数は次のとおり。
人口区分 議員定数
2千以下 17人
2千1以上 4千以下 21人
4千1以上 8千以下 27人
8千1以上 1万5千以下 35人
1万5千1以上 3万以下 43人
3万1以上 6万以下 51人
6万1以上 12万以下 59人
12万1以上 25万以下 67人
25万1以上 40万以下 75人
40万を超える 85人
<参考>
・フィンランドの地方自治体の行政区分には、ラーニ(県レベル)とクンタ(市町村)が存在する。ラーニは国の行政単位であって、自治体ではないので、基本的には国と市町村(クンタ)の二層制。それゆえフィンランド本土では、州(県)レベルでの議会はなく、国会と市(町村)議会の二つのみが、直接選挙による議員選出となる。
【出典】
フィンランド法務省のサイトから
http://www.vaalit.fi/15522.htm
http://www.om.fi/en/Etusivu/Ajankohtaista/Uutiset/1222680429473