・フィンランドの地方自治体と市町村連合を合わせた職員数は、42万4千人。この国の総労働人口の19%にあたる。自治体職員の8割が、保健、教育、社会サービスに従事。今後数年間で、保健、社会サービスに従事する職員がさらに増える見込み。
・フィンランドの自治体においては、女性がその大多数を占めており、10人に2人が男性職員である。自治体職員の平均年齢は現在45.3歳で、比較的高い。
・今後数年間で1/3の職員が退職。地方自治体は、新たに多くの職員を採用する方針
・年間の人件費総額は、17.5億ユーロ。そのうち13.3億ユーロが給与費で、残りがその他の人件費。
・フィンランド地方自治体連盟、地方団体経営者委員会、地方自治体年金基金の団体が、職員雇用に関する共同プロジェクト「Local Jobs 2010」を開始。これは、ますます競争の激しい市場で有能なスタッフを集め、自治体の立場をより強化することを一つのねらいとしている。またこの共同プロジェクトの目的は、雇用の競争を促進し、より魅力的な自治体の雇用を生み出すこと。
【出典】フィンランド地方自治体連盟ウェブサイト
http://www.kunnat.net/k_perussivu.asp?path=1;161;279;280;37565