11月24日、アリスター・ダーリング財務相によって200億ポンド規模の財政刺激策が発表され、納税者は不況の結果として、今後6年間の緊縮生活に直面することが明らかになった。
財務相は、VAT(付加価値税)の率を引き下げる計画や、低所得者層に対し税額を引き下げる計画についても概説した。不況の影響の抑制に向けたこの計画に対する支出が増加するため、政府の借入は増加する見込みだ。30億ポンドの投資プログラムは、道路網の改善、学校の改修、何千もの新たな公共住宅の建設、そして国内のエネルギー効率の向上を目指すものである。年収15万ポンド以上の高額所得者には、新たに45%の所得税率が設定され、国民保険料は2011年から引き上げられる。
※参照 地方自治体協議会(Local Government Association)の「News headlines」25.11.08(http://www.lga.gov.uk/lga/core/page.do?pageId=283252)より