スウェーデン政府は学校で勤務する教師に対する資格認定を厳格にすることを計画している。
Björklund教育大臣は来春、教員免許状の要件を厳格にする新しい政策を導入する予定である。
・資格のない教師は、スウェーデンの学校におけるフルタイムのポジションに着くことが不可能となる。
・この新政策の導入に伴う特別な教員教育は不要で、大学教育で十分である。
・資格のない教師を完全に教育現場から排除するものではない。
また、11月15日から、スウェーデンの教師は80%の給与を支給されながら留学する機会を与えられ、経費は政府とコミューンが負担する。
Björklund教育大臣はGothenburgでEUの大臣と会合し、教師の社会的地位を向上し若い学生を教員養成プログラムへ引き入れる方法について議論した。多くのEU諸国では、スウェーデンと同様に資格認定された教師の不足に直面しているが、来年更に多数の退職が見込まれている。
Björklund教育大臣はヨーロッパ内における教師の交流機会を向上し、教師が他のヨーロッパ諸国で働き学ぶことを可能にするよう欧州委員会がイニシアチブを取ることを目指している。
【出典】The Local
http://www.thelocal.se/22256/20090924/#