2月4日木曜日の夕べ、男女平等化促進に貢献したストックホルム州議会の職員戦略室に対して最初の報償金が与えられた。
報奨金は、1万クローナで、SKLのホーカン・スールマン理事長およびオーサ・リンドESF(ヨーロッパ社会基金)会長から授与された。報奨金は、SKL、働く者の平等化を目指す協会“処遇の無差別 (Tema Likabehandling )”、ヨーテボリ大学、および発展と繁栄のための国家機関ヴィノヴァ(Vinova)と協同で構築した平等化推進プロジェクトである“equality.now — 平等化に関するすべて”の一部に対して与えられた。
審査員は、平等化推進組織の監督者により構成され、授賞理由は下記のとおりである。
職員戦略室は、疲れ知らずの推進役、ウルリカ・ヘレシュテッツを柱に、構造的手法で業務目的と労働者の立場の二つの観点から州議会(注:高度の医療を主務としている)内における男女不平等および性差による偏見を明白にする上での重要な役割を果たした。
職員戦略室は、州議会の管理者層向け男女平等に関する教育機関設立を通じて、参加者それぞれの職務における具体的な査定方法と対策手法を明らかにし、これによっての質的向上に導く数多くの発展活動を実現した。
これら多くの事例は、今日、スウェーデン全国において、どのように職務を改善し、発展させることができるかについての創造性を得るための指標として活用されている。ストックホルム州議会は、職員戦略室の指導者指向の手法、および専門家としての資質を柱に、非平等性が順次明らかにされた際の対応措置に関して貴重な資産を有することとなった。
【出典】スウェーデンの地方自治体協議会(Swedish Association of Local Authorities and Regions:SALAR)のニューズレター(2010年2月9日発行分)