スウェーデンでは、今年は昨年度と比べて基礎学校の満足度が上がっている。スウェーデンのクオリティ指数(http://www.kvalitetsindex.se、参照)の調査はこのような数値を示している。
コミューンの活動に対する総合的な市民満足度は昨年度とおなじレベルである。同時に政府部門の活動への期待は高まっている。市民満足度は、0–100の指数で示される。2007年度以降、プリスクール、基礎学校、高等学校の満足度どれもが向上しているが、最も向上したのは、基礎学校で65.5から68.2に上昇した。
「もちろん喜ばしい事で、この一年学校に関する討論が深まり、情報が良く広まっている証かもしれません」とスウェーデン・コミューンおよびランスティング連合(SKL)(*)の会長、ホーカン・ソルマンは述べた。
その反面、高齢者用住居に対する満足度は昨年度より低下している。
「私たちはこれを反省し、何が原因であるかを考えなくてはなりません。逆説的ですが高齢者住居に対する信頼度の方はわずかに向上しているのです」とホーカン・ソルマンは述べた。
*英語でSALAR(Swedish Association of Local Authorities and Regions:SALAR)のことを指す。
【出典】スウェーデンの地方自治体協議会(Swedish Association of Local Authorities and Regions:SALAR)のニューズレター(2008年11月18日発行分)
http://www.skl.se/artikel.asp?A=55698&C=2977(スウェーデン語)