過疎地のコミューンにはその沿岸の土地を競争上の強みとなるように利用できるようにさせよ。全国の多くの地域には、アウトドア活動や野生動植物に害を与えずに建築開発が可能である長い岸(湖岸/海岸)がある。
SKL議長、アンダーシュ・クナーペは討論記事にこのように書いている。
環境省は、過疎地ではより建て易く、過密地では建てにくくなるようになる良い提案を作成している。
コミューンは、この提案を歓迎しており、従ってその方向に従った法案が提出されることを期待している。私たちは新しい沿岸保護規定を100%サポートする、とアンダーシュ・クナーペは書いている。
現行のシステムは、非効率的で一貫性がなく、不明瞭である。現在、利害の対立による数百件もの沿岸保護の(裁判)案件が全国各地で進行中である。しかもそれらの最終判断が、合理的に決まるのかまたは行き当たりばったりなものになってしまうのかも判断しにくい状況にある。
*SKLとは、英語でSALAR(Swedish Association of Local Authorities and Regions:SALAR)のことを指す。
【出典】スウェーデンの地方自治体協議会(Swedish Association of Local Authorities and Regions:SALAR)のニューズレター(2009年1月13日発行分)
http://www.skl.se/artikel.asp?A=55811&C=2977(スウェーデン語)