調査・研究

ドイツの地方自治情報メモ

ドイツ

ドイツ連邦共和国は60周年を記念する

2009年06月08日 

 1949年5月23日に、西ドイツの憲法に当たる「基本法」が施行となった。
 ワイマール時代とナチ時代の教訓を生かして、新しい民主主義の構造を設定し、「社会的市場経済」のモデルを活用することにより、前の世代が夢にも見なかったような繁栄を獲得した。ただし東ドイツは別の道を歩んだため、40年後の1989年にやっとドイツ統一の日が来た。したがって、2009年には選挙が多い年だけでなく、祝うべきことが多い年でもある。5月23日には首都ベルリンで連邦大統領の選出が行われたと同時に、「市民祭」が開催された。特別に集会される連邦会議により、現役の大統領ホルスト・ケーラーが新たな5年間の任期を務めるために再選された。「市民祭」の他に全国の多くの都市や地方では、基本法、または連邦共和国の歴史に関係のあるイベントが数多く開催される予定となっている。

 また、ドイツ郡会議は、基本法に地方自治の保障が含まれていることが大いにドイツ連邦共和国の成功に貢献していることから、地方自治体にとっても、基本法の施行を祝う理由となっているとコメントしている。

【出典】
http://www.bundesregierung.de/Webs/Breg/buergerfest/DE/Startseite/startseite.html

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