スコットランドの英国帰属支持派の提案を立法化
スコットランド議会とスコットランド自治政府への更なる権限移譲を狙いとする「2012年スコットランド法(Scotland Act 2012)」が、2012 年 5 月 1 日、女王の裁可(Royal Assent)を受けて成立した。同法の法案は、2010 年 11 月 30 日に国会に提出されていた。 同法は、2009 年 6 月に「スコットランドへの分権に関する委員会(Commission on Scottish Devolution)(通称「カルマン委員会」)」が発表したスコットランドへの権限移譲に関する調査の最終報告書「より良いスコットランド行政を目指して - 21 世紀におけるスコットランドと英国(Serving Scotland Better: Scotland and the United Kingdom in the 21st Century)」
で示された提案を立法化したものである。
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スコットランド議会に所得税の税率一部決定権を付与 ~ 「2012 年スコットランド法」が成立(英国)