オランダ王国の政治的再編が行なわれ、蘭領アンティル諸島のうち、キュラソー島とセント・マーチン島は、オランダ王国内の独立国となり、ボナーレ島、サバ島及びセントユースタティウス島は特別市(Special municipality)となる。この再編は、アンティル諸島の住民の福祉を目的としたものであり、2009年に議会で議決される予定である。
同時にボナーレ、サバ、セント・ユースタティウスの教育・安全・公衆衛生・インフラの分野でのレベル向上を目指した特別法も整備される。この法を施行するために、2009年1300万ユーロ、2010年1400万ユーロの予算が見込まれている。また、これらの業務を達成するため、リージョナル・サービスセンターも今年12月に開設される。
なお、キュラソー島とセント・マーチン島も、オランダ王国の一員として、オランダ王国政府の指導や会計検査を受ける権利を持ち、最高裁をオランダと共有することになる。現在アルバも、このオランダ王国に入っている。キュラソー島とセント・マーチン島に対して2008年度から2012年度までの5年間で、それぞれ、1億3000万ユーロと3800万ユーロが、主に、教育・若者対策に用意されている。(オランダ内務省The ministry of the Interior and Kingdom Relations (BZK)プレスリリースより)
【出典】
http://www.minbzk.nl/bzk2006uk/subjects/aruba-and-the/new-status-for
http://www.minbzk.nl//bzk2006uk/press-releases/115332/political-changes-in
http://www.minbzk.nl/bzk2006uk/subjects/aruba-and-the