ウェールズのアベリシウス大学が、向こう3年にわたる「Grassohol」プロジェクトを始動した
商業的に成立する、より環境に優しいバイオ燃料を開発するのが目的で、合わせて8人(社)の科学者、農家、製造業者が協力。原料には糖分が多いペレニアルライグラス(細麦)の品種を用いる。英環境・食糧・農村省とウェールズ自治政府、バイオテクノロジー・生物科学研究会議(BBSRC)、EU構造基金の財政支援を受け、ライグラス1ヘクタール当たり年間最大4,500リットルのエタノールを生産する計画だ。バイオ燃料はガソリンやディーゼル油といった従来の輸送用燃料に比べ、二酸化炭素(CO2)の排出削減に寄与すると考えられている。
出典:
– ユーロジャパンセンター