欧州投資銀行(EIB)がベンチャーキャピタル・貸付基金「ファイナンス・ヨークシャー」への共同拠出を決めたことで、地元企業への様々な融資や投資が可能になった。
9,000万ポンドの同基金は今年3月に設立されたが、必要な資金が十分に集まらず、運営が開始されていなかった。援助額は1社当たり1万5,000~200万ポンドで、中小企業にシードコーン(研究助成)、融資、出資の形で投資。これにより、開発や買収が可能になる。投資は2014年までの4年間にわたり行われるが、ファイナンス・ヨークシャーはその時点で投資が成功しており、2019年までに5,000万ポンドのエバーグリーン(利益再投資型)ファンドが実現すると期待している。この基金を通じ、6,000人近くの雇用が創出・維持され、ヨークシャー経済に6億200万ポンドの総付加価値(GVA)をもたらす見込み。
【出典】
ファイナンス・ヨークシャーのウェブサイト
http://www.finance-yorkshire.com/about /