「ウエストスウェーデン・EUプロジェクト・アナリシス・サービス」と呼ばれるコンサルティングサービスが始動した。
ウエストスウェーデンは1992年、同国西部の3地方(ハッランド、ヴェルムランド、ヴェストラ・イェータランド)を代表する組織として設立され、EU加盟による機会を最大限に活用し、地元・地域の開発を支援する目的を持つ。同サービスは、ウエストスウェーデンが地方自治体と膝を突き合わせてアドバイスするもので、地域の優先順位やニーズに基づき、あらゆる資金援助の選択肢を評価する。成功例の1つが、最初のテストケースとなったヴェルムランド地方のアルヴィカ(Arvika)。ウエストスウェーデンは、同市がEU基金を使って25地域を開発したいことを確認した上で、これらを分析し、改めて優先順位を付けた。その結果、申請されたプロジェクトのうち3つが承認され、総額26万ユーロを受け取ることになった。
このモデルはEUの他の地域からも既に注目を集めており、EU全体で模倣される可能性もある。
【出典】
ウエストスウェーデンのプレゼンテーション
http://www.westsweden.se/fileadmin/mediabank/www.westsweden.se/resources/Presentationer/Presentation_-_ENGELSKA.pdf