ウェールズ自治政府は11月半ば、南西部の若者を支援する総額3,200万ポンドの「ENGAGE」スキームを発表した。
学校中退や継続教育からの脱落が懸念される1万2,000人を対象とし、最終的にはニート化する若者の数を減らすことを目指す。資金の一部は欧州連合(EU)の「欧州社会基金(ESF)」から拠出される。「ENGAGE」は学習で問題を抱える生徒の意欲を引き出し、自信を植え付けるため、代替的なカリキュラムや革新的な訓練を提供。若者が教育を継続し、スキルを向上できるように、個々のニーズに即した形で職業訓練、マンツーマンによる徹底支援、自尊心を高める活動といった様々な手法を活用する。このスキームは地元に経済的・社会的利益をもたらすと期待されている。
【出典】
プレスリリース:
“£32m Funding boost will ‘Engage’ young people” 17 November 2009
http://wefo.wales.gov.uk/news/latest/091112engageyoungpeople/?skip=1&lang=en