電気自動車(EV)の開発・普及で、イングランド東部が英国をリードしそうだ。
充電インフラ整備を推進する政府の「プラグドイン・プレイシズ(Plugged-In Places)」プログラム を通じ、最大290万ポンドの補助金を獲得したためで、東イングランド開発公社(EEDA)、EUの欧州地域開発基金(ERDF)、その他の民間・公共団体を含むパートナーからの資金を合わせると、総額予算は700万ポンドとなる。
イングランド東部の「EValu8(エヴァリュエイト)」プロジェクトは、同地域の1,200カ所にスマート充電ポイントの設置を目指すもので、2011年春から着手の予定。究極の目標は2013年末までに、同地域の全ての地元企業と住民から25マイル以内の場所に、充電ポイントが存在するようになることだという。
イングランド東部の企業や大学は、既に次世代自動車の研究開発に携わっているため、今回の発表は地元から歓迎されている。次世代のEV、部品、サービスを実際に試すいい機会となることだろう。
【出典】イングランド東部のウェブサイト
http://www.eastofengland.uk.com/business
http://www.futuretransport.co.uk/news-and-events/news.aspx