2023年4月22日(土)~23日(日)に、デンマーク・コペンハーゲンにあるランゲリニー公園で、日本文化を広めるイベント「コペンハーゲンサクラフェスティバル2023」が開催されました。
サクラフェスティバルは、デンマークにゆかりの深い日本企業が200本の桜の木をコペンハーゲン市に寄贈したことをきっかけに、2008年から始まりました。パフォーマーを含め、ボランティアベースで運営されている祭りで、出展団体のほとんどがデンマーク人主体でパフォーマンスを実施しています。会場であるランゲリニー公園は、春になると満開の美しいソメイヨシノで彩られます。
コロナ禍のため2020年・2021年はオンラインでの開催となりましたが、昨年に引き続き実地開催された今回は、日本文化に直接に触れることを心待ちにしていた多数の来場者があり、和装やアニメ等のキャラクターの衣装に身を包んだ来場者も数多く訪れ、会場は大いに盛り上がりました。会場内のステージでは、和太鼓や三味線の演奏、居合道や空手などの演武、着物ファッションショーなどが行われたほか、生け花、茶道、折り紙など様々な日本文化が体験できるブースが設けられました。ステージ前の芝生では多くの人がレジャーシートを敷いてお花見をしており、快晴だった初日は足の踏み場もないほどの盛況ぶりでした。