民間の資金不足により、100以上の病院や学校を含む多くの大規模建設事業が滞っている。
景気後退により民間からの資金が枯渇しつつある中で、建設事業が確実に完了するよう政府に資本の注入を求める声はますます大きくなっている。4Ps*のクリス・ウィルソン議長は、「あまりにも多くの事業が、わずかな資金を取り合っている」と述べている。
*4Ps(Public Private Partnerships Programme)
地方自治体協議会(LGA)内に設置されている、地方自治体によるPFIやPPPの推進を目的とした機関。
※参照 地方自治体協議会(Local Government Association)の「News headlines」(http://www.lga.gov.uk/lga/core/page.do?pageId=283252)より
26.1.09(http://www.lga.gov.uk/lga/core/page.do?pageId=1522424)
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英国とEUから資金提供を受けるハル市
2009年01月23日ハル市は、昨年夏の深刻な洪水の復旧の支援に向け、そして、市の再生をさらに進めるため、さまざまな資金を受け取っている。
大災害や特別緊急事態に遭遇した自治体に対して資金援助を行ういわゆるベルウィン制度(‘Bellwin scheme’)から、180万ポンドが提供される見込みである。
EUからは2つの資金が得られる見込みである。1つは、EUの連帯基金(European Union Solidarity Fund;EUSF)であり、これも、大災害の復旧に対し支払われる資金である。英国に対しては1億6,230万ユーロの資金が予定されているが、EU議会とメンバー国で構成される閣僚理事会による承認が必要である。ハル市に提供される資金の正確な金額はまもなく決定される見込みである。別の資金は、欧州地域開発基金(European Regional Development Fund;(ERDF))である。新たなヨークシャー・アンド・ハンパー地方向け欧州投資プログラムとして、3億9400万ポンドの資金が決定されたところであり、2013年までの間運用される見込みである。
ハル市はすでに過去にもEUからの資金提供の恩恵を受けてきた。ハンバー・キーにあるワールドトレードセンター、中小企業がより競争力をつけ、新たな技術を開発できるよう支援するハル大学のロジスティクス研究所に対する資金提供を受けている。
http://www.communities.gov.uk/news/corporate/698282