ヨーロッパの多くの都市では、地方自治体が環境保護の面から持続可能な廃棄物処理体 制の問題に関わっている。大部分の地方自治体がごみを再利用、又はリサイクルすること を促進する政策を整備している。さらに進んで、ごみ焼却発電システムを導入した地方自 治体もある。このシステムは、リサイクルした後に残った可燃性のごみを焼却することに よってエネルギーを作り出すというものである。こうした過程を経て、廃棄物は今や「資 源」ともなっており、大規模な廃棄物処理施設を持っている地方自治体は、他の自治体や 外国から廃棄物を輸入し、エネルギーに転換することで利益を得ることもできるようにな っている。ドイツ、オランダ、オーストリア、スウェーデン及びノルウェーはこうした分 野では先進的である。
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廃棄物をグリーン・エネルギーへ