Japan Local Government Centre (JLGC) : London > フィンランドの文化政策(一般情報)

調査・研究

フィンランドの地方自治情報メモ

フィンランド

フィンランドの文化政策(一般情報)

2010年02月22日  ,

・フィンランドの文化政策全般は、教育省が担っている。主要な文化政策の取組みは、創造性の育成、アーティストの地位確立、地方の文化サービスのネットワーク構築、多文化主義、国際協力そして文化の輸出である。
・文化面は、公的資金と著作権補償制度によってサポートされている。文化面の第一の資金調達源は、教育省である。例えば2006年に文化・芸術に投入された予算は、合計360百万ユーロで、それらのほとんど(約85%)が、国の文化施設や地方自治体に配分されている。
・教育省の付託された権限は、国の文化施設全般にわたり、例えば、公的資金や補助金を受けた博物館・美術館や劇場、またオーケストラ、地方への文化供給、補助金を受けた組織や市民活動等にまで及んでいる。
・フィンランドにおける文化供給は豊富で、フィンランドの人々は、文化サービスのアクティブユーザーである。52の劇場、25のオーケストラそして132の博物館・美術館が、政府の資金援助を受けている。博物館・美術館の来館者数は、年間500万人であり、国立オペラ劇場やオーケストラには、年間90万人以上の観衆が集まる。

【出典】フィンランド教育省ウェブサイトから

http://www.minedu.fi/OPM/Kulttuuri/?lang=en

ページの先頭へ