活動記録
2013年03月14日
英国地域会議が開催されました。
2013年3月9~10日、JETAAUKの総会が開催されました。JETAAとは正式名称をJET Alumni Associationといい、JETプログラムを終了した有志達で構成された組織です。全世界に52の支部がありますが、英国内にも5以上の支部が存在しており、今回は英国内の支部代表者等が一堂に会し、年に一度の総会を行いました。
各支部より1年間の活動の報告や来年度に向けた役員選出など、毎年実施している活動に加え、今年特に注目すべきはJETAA活動自体を見直してみようという試みでした。
JETAAは有志で構成されるボランタリーな組織です。会員の皆さんはそれぞれ仕事や家庭の営みをこなしながらも、「日本が好き」という気持ちをベースに活動してくれています。忙しい毎日の中で、どうすればもっと効果的な活動ができるのかということを探るために、特別ゲストとしてJETAAの会員でもあり、職業として同窓会組織を運営している方を迎え、現状の認識や課題、達成すべき成果などをみんなで意見を出し合い、共通認識を形成していこうという時間が設けられました。
参加者の中からは、役員や関係機関の人の入れ替わりが多く、なかなか関係が構築できないことや、イベントが多すぎて手がまわらないことなどが挙げられました。
これを解決するためには、JETAA役員の役割を明確にすることで引き継ぎがうまくいくのではないかとの意見が出され、次の日の役員選出の際には、役職ごとの職務内容を皆で明文化するなど早速改善に向けた取組が行われていました。
「日本が好き」と言ってくれる彼らの気持ちを大事にしながら、これからもJETAAと連携していきたいと思います。
2012年07月25日
2012年度出発前オリエンテーションに参加しました。
2012年7月12~13日にブルネル大学で開催された、出発前前オリエンテーションに参加しました。
その概要について報告します。
今年度で第26回目となるJETプログラムの新規参加者のうち、英国での厳しい審査をパスした142名が、それぞれ国際交流員(CIR: Coordinator for International Relationship)や外国語指導助手(ALT: Assistant Language Teacher)として日本に赴任します。
CIRは、県庁や市役所などの行政機関に籍を置き各地方自治体の国際化(外国語講座や姉妹都市交流の企画・実施、外国語の観光パンフレット作成、外国人住民・観光客の支援等)を進めていきます。
ALTは、様々な学校に赴任し生徒達にネィティブの英語を助手として指導していきます。
また、彼らは地域に生活していくことで、地域住民の人達との交流も行っていきます。
今年度、英国からは3名のCIRと139名のALTが日本に向けて出発します。彼らは日本中の大きな街から山間部や離島まで様々な地域に赴任しますが、まだ日本に行ったことがない人も少なくありません。
そこで、日本で働くための心構えや生活の仕方、日本語などを事前に習得することで、着任直後からプロフェッショナルとして働けるように、7月12・13日の両日、在英国日本国大使館主催で研修会が開催されました。
当事務所からは、JETプログラムの概要や彼らが日本に赴任してからのサポート体制、研修体制について説明を行いました。
この他、自治体職員として働くことの心構えや、必要最低限の日本語、またALT達には学校で働く際の注意事項などが伝えられます。授業に使う素材はどのように用意するか、時間厳守は日本ではあたりまえのことなどのベーシックなことから、小さな生徒たちから「カンチョウ」といういたずらをされるかもしれないというミニ知識まで、実に様々な情報が伝えられます。また、日本語研修においては上級者に対しては敬語の正しい使い方まで講義されています。
彼らは7月末から8月にかけて日本に向けて出発します。彼らが日本で大いに活躍することと、地域の皆様方が積極的に彼らと交流していただくことを心から期待しています。
2011年03月02日
JETAA英国地域会議(JETAA-UK)年次総会に出席
2011年2月19日及び20日に、英国内JETAA各支部の上位組織「JETAA-UK」の年次総会がバーミンガムで開催され、クレアロンドンもオブザーバーとして参加しました。JETAA-UKはロンドン、ミッドランド、ノースウエスト、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの6支部から選ばれた役員で運営され、毎年持ち回りで総会を開催しています。
総会は、2010年10月開催のJETAA国際委員会(エディンバラ)の概要説明、Webを活用してのJETAAのさらなる広報についてディスカッションに続いて、JETAA-UK及びロンドン・ミッドランド・ウェールズ・スコットランドの各支部から、この1年間の活動について報告がありました。総会2日目の一大イベントが、翌年のJETAA-UK役員選挙。皆、仕事を持ち多忙にも関わらず例年は立候補が重複し、選挙になることも多いようですが、今年度は推薦や留任希望が多く、静かな役員選出となりました。
クレアロンドンからは、JETAAの活動助成金に関する事務手続きのアナウンスと、3月と7月に開催される日本と英国の交流イベントへのJETAAメンバーの参加について呼びかけをしました。
2007年11月07日
ブリストル大学のJETプレゼンテーションに参加
ブリストル大学で行われたJETプログラムのプレゼンテーションに参加しました。
2007年11月06日
エセックス大学のJETプレゼンテーションに参加
エセックス大学で行われたJETプログラムのプレゼンテーションに参加しました。
2007年10月31日
リンカーン大学のJETプレゼンテーションに参加
リンカーン大学で行われたJETプログラムのプレゼンテーションに参加しました。
2007年10月30日
ダーハム大学のJETプレゼンテーションに参加
ダーハム大学で行われたJETプログラムのプレゼンテーションに参加しました。
2007年09月28日
「JETAA帰国者レセプションに出席」
今年の夏に日本での勤務を終えた約70名のJETを迎えるためのJET帰国者歓迎レセプションをロンドン大学内のホールにおいて開催しました。このレセプションには、午後に行われたJETのための就職セミナーに参加された企業、各日系団体からも約70名の方に参加をしていただき大盛況のものとなりました。
当事務所所長務台の挨拶で幕を開けたパーティは、寿司、エビフライ、餃子といった日本食をつまみながら、各人が楽しかった日本の思い出、イギリスでの生活に対する期待等を語っていました。特に、イギリスでも何とか日本とかかわりを持とうとするJETたちが多数いた事がうれしく、印象に残りました。帰国したJETのほとんどが今後はJETAA(JETプログラム同窓会)として活動してくれるようです。今後は日英をつなぐ草の根レベルの大使として彼らの活躍を期待しています。
所長挨拶
JET Returnees Reception Speech
Distinguished Guests, Ladies and Gentlemen, good evening and welcome to our Returnees Reception to say thank you for all your hard work, to celebrate your safe return to the UK, and to wish you all the best for the future.
It is the first time I have to make a short speech in English in front of so many people, so please forgive my nervousness.
I am Shunsuke Mutai, Director of the London office of CLAIR, the Japan Local Government Centre. Our role in the UK is to represent all Japanese Local Authorities and assist them in research. Another of our roles is to promote and assist the JET Programme and fund the JETAA, and I suggest you talk to the JETAA representatives here today to find out what activities they organise and how you can become involved.
I would like to thank you for all your enthusiasm and support of the JET Programme and I hope your time in Japan has been a positive one for you. I’m sure that you all had some idea of what Japan would be like before you went, but I hope that when you were there that image developed and has enriched your perception of Japan.
I myself have just come to the UK to take up this post, and I know that even with the help of my staff, getting set up in a new country is time consuming and a steep learning curve! I trust, though, that your advisors and colleagues helped you get through the first few weeks, and then to prosper.
I was surprised that considering how warm and friendly the people of the UK are, at how cool the climate is! On the other hand, Japan was very hot this summer, so I hope everyone didn’t suffer too much in the heat. I’m not sure if global warming has a part to play but the temperature changes both in the UK and Japan have been noticeable this year.
Together with this (and again, I’m not sure what influence the climate has had to play), the government in Japan has also suffered from big changes - when the Prime Minister suddenly tendered his resignation, I think everyone was a little surprised. According to an editorial in The Times last week the chaos in Japanese politics has severely damaged the country’s international image from a diplomatic point of view.
Coincidentally, Next year we celebrate the 150th anniversary of diplomatic relations between the UK and Japan, and it was just a little over 100 years ago that the UK and Japan signed a military alliance. At that point the Japanese were often called the Eastern English by people in the UK. Did you know that?
To Return to the JET Programme, You were not only living in cities, but rural farming villages and so I can safely say I think you have experienced the best Japan has to offer, and you have acquired a unique understanding of the country and her people.
You have been fortunate to be a part of one of the world’s largest exchange programme. I’ve heard someone say that in the UK, the JET Programme is the second largest employer of graduates after the civil service combined, and you have played an important role in Japan as grass-roots ambassadors for Britain. If we look at the bigger picture, you have played an important role at the forefront of diplomatic exchange over the more recent part of this 150 year history.
This evening, not only do we have the company of you, the returning JETs, but we also welcome many representatives from Japan-related organisations and the media. I’d like to thank them all for coming and hope they have found some aspiring candidates during their time here today.
Although your time in Japan as a JET is now over, I hope you will all go on to strengthen your personal and professional ties with Japan, as well as remember some of the good times and some of the bad times. The good times remind us why we came, and the bad times make us reflect about what we can achieve with a little patience and perseverance. In all areas of life there are good times and bad times, and as one door closes, another opens for you.
Your time as a JET was merely the starter, the time to come will be the main course, but for now, let’s enjoy the buffet!
ご清聴ありがとうございました。